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職場紹介(先輩の声)

INTERVIEW

A.R.さん

2012年入社
担当業務:構造設計

Q. 簡単に自己紹介をお願いします

2012年度に入社で、担当業務は構造設計ですが、その中でも耐震診断や耐震補強に関わることが比較的多いです。

Q. 最近の耐震診断、補強設計の業務件数は、どのような感じですか

診断だけではなく、改修関係で行う検討が多いです。診断を絡まない改修設計で、増築や設備改修があります。純粋な診断のみの業務は、無いわけではありませんが、昔に比べれば減っています。

Q. 趣味や特技、興味を持っているものなど、お教えください

コロナ感染拡大直前にゴルフを始めました。コロナ禍でもできるスポーツで、運動にもなるので、続けています。まだ素人ですが、当協会のゴルフコンペにも参加したいと思っています。
会社の中にもゴルフをしている方はいて、コロナ前は社内でも年に2回程度ゴルフコンペを開催していましたが、最近は行っていません。

Q. 業務の内容を教えていただけますか

創立が1957年で、成り立ちは、終戦直後、東京大学の武藤清先生の元に構造計画の相談がきており、これらのものを実際に設計する組織が必要だという事になり、武藤先生のお知り合いだった名須川渡氏が1952年に事務所を創業し、その後、日本国有鉄道施設局建築課長でした成田春人氏が創立しました。創立当初は、武藤先生に相談があったものに関わる設計を行っていましたが、その後、鉄道関係の駅ビル、駅舎、車両基地などの施設や、水再生センター、ポンプ所処理施設などの設計も行うようになりました。
平成7年の阪神大震災以降は、鉄道施設の関係で、耐震診断や耐震補強の仕事が増えていきました。
社員30名程度のうち、ほぼ技術系の社員で、そのほとんどが構造設計に関わっています。意匠設計者は1名おります。

Q. 技術系社員の中で、女性はいらっしゃるのですか

比率としては多い方だと思います。図面を作成するCADオペレーターもおります。

Q. 建物は自社ビルとのことですが、何年ごろ建てられた建物でしょうか

1968年に建てられ、50年以上になります。
2011年の東北大地震の後、耐震補強を行いました。長辺方向には補強ブロックがあり、かなり丈夫なのですが、短辺方向はオープンフレームとなっており、柱で一部軸補強が必要であったため、柱の補強を行い、耐震性能を満足させました。それ以外に1階入り口部分に、青く塗られたトラスを配置しています。

Q. 東京建築研究所は、免震というイメージが強いのですが、御社の得意分野は何ですか

山口昭一元社長が、国内の免震構造の先駆けでしたので、福岡大学の多田英之先生とともに日本で初めての免震住宅を実現し、現在まで約60棟程度の免震建築に携わっており、弊社の得意分野となっています。その関係で、歴史的な建物のレトロフィットの仕事も行っています。
鉄道駅舎や駅ビルなども多く設計しています。また、新幹線関係の設計も多く、九州新幹線や北海道新幹線の駅舎や車両基地も設計しています。

Q. 御社にはどのような方々がいらっしゃいますか

長年構造設計を行っているベテランが多く、技術の経験も豊富で、技術的に強い信念を持っている方が多いです。そのような方と意見交換や議論をし、設計を行っている会社です。
若い人を社員に迎えたいと考えていますが、構造設計希望の学生が少なくなっています。インターンの受け入れもしていますが、最近はインターン期間も短いため、こんな仕事していますというような紹介程度しかできません。
今は、大学院の非常勤講師をしている社員が数名います。また、(一社)日本建築構造技術者協会、(一社)日本免震構造協会、(一社)構造調査コンサルティング協会など協会の委員もいます。

Q. 会社の雰囲気、イメージを教えて頂けますか

社員は技術的な事に関して自信を持っていますし、議論を交わして良いものを作っていこうという雰囲気があります。建物の全体から細かいディテールまで細かい打合せを行い、ものを作っています。技術的な事に関しては、年齢の垣根がない関係で仕事ができます。
個人個人で、専門的な技術を持っており、会社全体のレベルを上げて行こうという感じは伝わります。専門分野を持つよう指導されます。また、外部の委員会など社外活動にも積極的に参加しています。
自分は少人数で行う作業が多いので、決まった人とのやり取りしかないのですが、プロジェクトはある程度のグループを作成して作業を行っています。完全に決まったグループではありませんが。鉄道関連施設や下水処理施設は特殊なので、ある程度の担当者は決まっています。通常の構造であればだれでも担当しています。

Q. 会社ぐるみで実施されている行事や活動、勉強会などありましたらご紹介ください

勉強会はコロナ禍で頻度は減っていますが、指針や規準の改訂があった場合は、社員全員が参加するような勉強会を開いています。また、学会のパネルディスカッションなどの講演会も頻繁に行っています。
活動は、諸協会のや技術的な専門分野での活動には積極的に参加しようというのが会社の方針です。
創立60周年で研修旅行に行ったり、震災後は東北に視察に行ったりとしましたが、最近は頻度が減っています。以前は、2か月に1回程度、会社で集まって飲みに行くことがあったのですが、最近は少なくなっています。

Q. 今後取り組もうとすることチャレンジすること(業務や環境整備など)があればお聞かせください

個人的な目論見なのですが、最近の世間のニーズでもある、既存ストックの活用を考えています。社内人材において、技術的な知識や法的な整理も含めて、古い建物の改修ができる人を増やしたいと思っています。古い建物をみて、ここをこうしないと難しいかなとかがわかるような人材を増やしたいです。経験しないとわからない事なので、現地のものを見て色々提案しながら、少しずつ社内の人を増やしていきたいです。
最近は、WEB会議も多くなり、意匠事務所との打ち合わせも楽になりました。WEB会議は自席で行うことが多いのですが、年配の方が参加される場合は、集まって行う事もあります。
図面はCADで作成していますが、図面を紙で出力したり、現場から提出される図面は紙が多いです。机の両サイドに何年前から蓄積されているかわからない書類の山、いや壁ができている社員もいます。壁際には基準書などの本や資料が積まれております。最近の計算書は全てデータ化で保管していますが、評定などの金表紙製本は保管場所が必要となっています。

※(本原稿は、一般社団法人 構造調査コンサルティング協会 Strec協会ニュースNo.69,2024.1の「職場紹介インタビューシリーズその6『株式会社東京建築研究所』から、ご了解を得て一部内容改変させて頂いたうえで、引用させて頂きました)

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